--研究教育活動--
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 フィールド・ステーション部門

フィールド・ステーション設置の目的:アジア・アフリカ各地に臨地研究・臨地教育の基地となるフィールド・ステーションを設け、現場でのインテンシブな研究と大学院教育を実施する。また、ここでの活動をとおして、当該地域の研究・教育機関と連繋し、双方的かつ多中心的な研究・教育ネットワークを形成する。その際には、ジャカルタとバンコクにある東南アジア研究所連絡事務所や、既存の調査プロジェクト拠点、MOU(国際学術交流協定)などを活用する。本プログラムの終了後も、いくつかのフィールド・ステーションについては、その機能を他の大型プロジェクトにより継続する。また一部は、漸次現地に移管することを計画している。

 フィールド・ステーションの概要

(国名をクリックすると、各フィールド・ステーションの概要と活動報告をみることができます。)

インドネシア_ボゴール フィリピン
インドネシア_マカッサル ベトナム
エチオピア マレーシア
カメルーン ミャンマー
ケニア ラオス
ザンビア 南アジア
タンザニア 西アジア
  
  派遣者リスト   派遣者の報告
      大学院生のフィールドワーク報告   教員・若手研究者の報告 
平成18年度
平成17年度
平成16年度
平成15年度
平成14年度
平成18年度
平成17年度
平成16年度
平成15年度
平成14年度
平成18年度
平成17年度
平成16年度
平成15年度
平成14年度
 
  フィールド・ステーション活動報告一覧
平成15年度・平成16年度・平成17年度・平成18年度
 統合情報化部門

  平成10年度から東南アジア研究所とアジア・アフリカ地域研究研究科が連携しておこなってきた、COE(中核的研究拠点形成基礎研究費)による研究プロジェクト、「アジア・アフリカにおける地域編成――原型・変容・転成」では、地域研究の分野における先端的教育研究拠点たる「地域研究統合情報化センター」(仮称)の設立にむけて、膨大な数の図書、マイクロ資料、地図、画像等の収集と整理につとめてきた。

 そのあとをうけて、21世紀COEでも、このセンターの設立と充実化にむけてさまざまな仕事をおこなっており、21世紀COE研究組織の一翼をになう「統合情報化部門」は新センターがになう機能と役割の内容を考え、その具体化にとりくんでいる。平成14年度は、21世紀COEサーバーの設置とフィールド・ステーションとのコミュニケーションをはかる機器の整備をおこなったが、来年度は、地域研究にかかわる研究者、学生、教育研究機関間の情報交換と交流をうながす地域研究電子掲示板やメーリングリストの立ち上げや、さまざまな地域研究資料・情報を統合的にあつかうデータベース・システムの開発にくわえ、データベースの利用者自身がデータの更新にかかわる参加型地域研究データベース・システムの導入などを計画している。

 このようにのべてくると、「地域研究統合情報化センター」がめざしていることの一端が明らかになってくるはずである。この新センターがめざしていることのひとつは、上でいくつか具体例をあげた、いくつものコミュニケーション・モジュールからなる「地域研究グローバルネットワーク」を立ち上げ、地域研究における非覇権的な学術交流ネットワークを形成することにある。

 このほかにも、「地域研究統合情報化センター」がになうことになる機能や役割にはたくさんのものがあるが、それらについては、後日、おりにふれてのべることにしたい。

 最後に、アフリカ地域研究資料センターと「地域研究統合情報化センター」との関係についてのべておきたい。アフリカ地域研究資料センターは、1986年に設立された「旧アフリカ地域研究センター」をもとに、1996年に京都大学の学内措置により設置されたものであり、 我が国におけるアフリカ地域研究の要として、アフリカ諸地域に関する情報の収集、整理、発信や国内外の研究機関との学術交流ネットワーク形成につとめてきたが、現在、センターでは、アジア・アフリカ地域研究研究科や東南アジア研究所と連携しながら、組織編成の見直し作業をすすめている。この作業が順調にすすめば、「アフリカ地域研究資料センター」は近いうちに、新たに学内措置により設置される計画の「地域研究統合情報化センター」に改組・拡充されることになる。

       
  ネットワーク構築プロジェクト  
ASCOM
東南アジア地形情報データベース
ウェブアーカイブ
タイ語三印法典プロジェクト
映像資料デジタル化(PhotoCD)
Human Ecology Files
AFLORA
地域研究画像データベース
ストリーミング画像配信
メールマガジン配信
アラビア語定期刊行物データベース
 
統合情報化部門・ネットワーク部会では、地域研究に関するネットワーク構築のため、上記のようなプロ ジェクトを推進しています。これらは、「地域研究統合情報化センター」の担うべき機能の基盤形成をめざすものです。
 
       

21世紀COEウェブサイト運営
「おこしやす」―アクセス状況から見たウェブサイト来訪者のプロフィール―

「アクセス統計へのコメント」(2003〜2005)

       

メディアライブラリ
動画配信

フォトギャラリー

サウンド

 若手研究者
 
予算的な制約から数は限られていますが、わたしたちのプログラムは、公募により若手研究者をCOE研究員として迎えています。こられの研究員は、専門分野によってフィールド・ステーション部門と統合情報化部門にわかれます。
:和文報告  : 英文報告
 フィールド・ステーション部門
   エチオピア      
金子守恵    エチオピア・フィールド・ステーション(EFS)活動報告No.1
「2005年10-12月の活動概要及びCOE研究員の個別研究」
(平成17年度)

No.1
      エチオピア・フィールド・ステーション(EFS)活動報告No.2
「2006年1−3月の活動概要及びCOE研究員の個別研究」
(平成17年度)

No.2
         
   ケニア      
孫暁剛    ナイロビ・フィールド・ステーション(NFS)活動報告No.1
「2005年7-9月の活動報告および21世紀COE研究員の調査研究の概要」
(平成17年度)

No.1
      ナイロビ・フィールド・ステーション(NFS)活動報告No.2
「2005年10−11月の活動報告」
(平成17年度)

No.2
      ナイロビ・フィールド・ステーション(NFS)活動報告No.3
「2005年11−12月の活動報告」
(平成17年度)

No.3
         
   タンザニア      
荒木美奈子    タンザニア・フィールド・ステーション(TFS)活動報告N0.1
「2005年4−6月の活動概要及びCOE研究員の個別研究」
(平成17年度)

No.1
      タンザニア・フィールド・ステーション(TFS)活動報告N0.2
「2005年7−9月の活動概要及びCOE研究員の個別研究」
(平成17年度)

No.2
         
   ミャンマー      
大西信弘

ミャンマー・フィールド・ステーション活動報告No.1
「ミャンマーの農村・漁村社会と農民・漁民の暮らしの歴史的変遷
−伝統から近代へ− 」

(平成14-15年度)


No.1

 

      ミャンマー・フィールド・ステーション活動報告No.2
「ミャンマーの農村・漁村社会と農民・漁民の暮らしの歴史的変遷
−伝統から近代へ− 」

(平成14-15年度)

No.2
      ミャンマー・フィールド・ステーション活動報告No.3
「ミャンマーの農村・漁村社会と農民・漁民の暮らしの歴史的変遷
−伝統から近代へ− 」

(平成14-15年度)

No.3
      ミャンマー・フィールド・ステーション活動報告No.4
「ワークショップ:ミャンマーにおける農村社会の変容と
在地の農業生態知識」

(平成15年度)

No.4
      ミャンマー・フィールド・ステーション活動報告No.5

(平成16年度)

No.5
      ミャンマー・フィールド・ステーション活動報告No.6

(平成16年度)
No.6
         
   ラオス      
増原善之 ラオス・フィールド・ステーション(LFS)活動報告 N0.1
「LFSワークショップの開催と調査活動の支援」
(平成16年度)

No.1
    ラオス・フィールド・ステーション(LFS)活動報告 No.2
「動き出したラオス国立大学林学部ハーバリウムの整備支援」
(平成16年度)

No.2
    【個別研究 1】
ラオス・ラーンサーン王国行政文書群(バイチュム)に記された「領域」が物語るもの
(平成16年度)
      ラオス・フィールド・ステーション(LFS)活動報告 No.3
国際ワークショップ「ラオスにおける在地の知識と農林水産業を基幹とする持続的開発におけるその役割」(サワナケート・ワークショップ)の開催(2005年2月9日〜10日)
(平成16年度)

No.3
      ラオス・フィールド・ステーション(LFS)活動報告No.4
−「日本人研究者によるラオス研究成果発表会」の開催−
(平成16年度)

No.4
         
      ラオス・フィールド・ステーション(LFS)活動報告No.1
−京都大学(ASAFAS・CSEAS)・ラオス国立大学共同研究プロジェクトの立ち上げ−
(平成17年度)

No.1
      ラオス・フィールド・ステーション(LFS)活動報告No.2
−「日本人研究者によるラオス研究成果発表会」の開催(2)−
(平成17年度)

No.2
      ラオス・フィールド・ステーション(LFS)活動報告No.3
−京都大学(ASAFAS・CSEAS)・ラオス国立大学共同研究プロジェクトの進展−
(平成17年度)

No.3
      【個別研究 2】
ラオス・ラーンサーン王国行政文書群(バイチュム)に記された「領域」が物語るもの(2)
(平成17年度)
         
     

ラオス・フィールド・ステーション(LFS)活動報告No.1
−「ラオス国立大学農学部・林学部最優秀卒業論文集第1巻」出版支援−
(平成18年度)


No.1
     

ラオス・フィールド・ステーション(LFS)活動報告No.2
−京都大学(ASAFAS・CSEAS)・ラオス国立大学共同研究プロジェクトの進展(2)−
(平成18年度)


No.2
         
生方史数 「人・社会・自然:変わりゆくラオス像と地域研究」
(平成14年度)
         
 統合情報化部門
宋現鋒 "The Construction of Online Databases Related to Asian and African Area Studies"
(平成15-16年度)
梅川通久 「21世紀COEネットワーク関連成果報告」
(平成14年度)

 

 大学院生
 
 業績  
  東南アジア地域研究専攻 アフリカ地域研究専攻

平成14年度〜15年度 PDF:84.5KB  
 

 

平成14年度〜15年度 PDF:128KB
     
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 国際研究集会等
 
  
21世紀COEプログラムでは、プログラムの一環として数多くの国際研究集会等が開催されています。

ワークショップ
「現代南部アフリカと地域研究:研究と実践の融合をもとめて」


2007年3月4日
日本

 

シンポジウム
「地域研究と情報学:新たな地平を拓く」


2007年2月9日〜10日
日本

 

京都国際シンポジウム
「総合的地域研究 の新地平:アジア・アフリカからディシプリンを架橋する」


2006年11月9日〜13日
日本

 
  出版物:Proceedings  
21COEネットワーク部会
成果発表ワークショップ
「ネットワーク型地域研究の成果と展望」

2006年9月29日
日本
 
  フォトギャラリー    

Indigenous Communities: Voices towards Sustainability

2006年3月13日
マレーシア

 

エチオピア・フィールド・ステーション(FS)
国際ワークショップ
「文化と開発のポジティブな関係:東アフリカ多民族共生社会の構築」


2006年2月4日〜5日
エチオピア

 

21世紀COEプログラム
ザンビア・フィールド・ステーション(FS)
主催ワークショップ
「『土地』から展望する南部アフリカ
―自然を生き抜く、変化と向き合う―」


2006年2月18日
東京外国語大学本郷サテライト

 

21世紀COEプログラム・東アフリカ・国際ワークショップ
「地域研究と地域開発の紐帯:東アフリカの地域間比較を通して」


2005年12月12日〜13日
タンザニア・ダルエスサラーム
(English)

 

第7回京都大学国際シンポジウム
「地球・地域・人間の共生 -フィールド・サイエンスの地平から-」


2005年11月23日〜24日
タイ・バンコク
(English)

 
  フォトギャラリー
出版物:Proceedings
 
  >>関連レポート
「地域間比較」報告
 

International Symposium on Geo-Informatics for Historical Studies in Asia 2005

2005年11月12日〜14日
ベトナム・ハノイ
(English)

 
  出版物:Proceedings  

現地共同セミナー
「カメルーン・フィールド・ステーションとWWFの共催ワークショップ」


2005年2月16日
カメルーン東部州・ヨカドゥマ市

 
    服部志帆:セミナー報告  
国際ワークショップ
「ラオスにおける在地の知識と農林水産業を
基幹とする持続的開発におけるその役割に関するワークショップ」


2005年2月9日〜10日
ラオス・サワナケート県農業・林業局会議場
(English)
  フォトギャラリー

増原善之:国際ワークショップ報告
(※ラオスFS活動報告より)
「地域間比較」報告

 
京都ワークショップ
「フィールドワークから紡ぎだす
―発見と分析のプロセス―」


2004年10月30日〜31日
京都大学時計台記念館

  出版物:「京大式フィールドワーク入門」  
国際ワークショップ
「インドネシア地方社会のミクロロジー」


2004年3月23日
インドネシア・ジャカルタ
 
フォトギャラリー
長津一史:国際ワークショップ報告(※教員報告より)  

国際ワークショップ
「ミャンマーにおける農村社会の変容と在地の農業生態知識」


2004年3月16日〜17日
ミャンマー・SEAMEO-CHAT
(English)

 
    大西信弘:国際ワークショップ報告(※ミャンマーFS活動報告より)

 
国際ワークショップ
「ラオスにおける森林管理と保全」


2004年1月25日
日本・京都大学
(English)
 

現地共同セミナー
「熱帯雨林の保護と持続的利用」


2003年12月14日
カメルーン東部州・ヨカドゥマ市

 

 
    木村大治:セミナー報告
(サウンドファイル掲載)
 
国際ワークショップ
「タイの森林動態に関する異分野間交流のためのワークショップ: インパクト/生態/管理/修復」


2003年11月28日〜29日
京都大学キャンパス内 芝蘭会館
 
国際ワークショップ
「環境と生業をめぐる地域住民のとりくみ」


2003年10月20日〜30日
エチオピア・アジスアベバ大学
(エチオピア・ フィールド・ステーションHPへリンクします。)
 
  フォトギャラリー (English) >>関連レポート
「地域間比較」報告
 

 

 研究会
 
21世紀COEプログラム研究会のお知らせと過去の研究会一覧
(2002年10月17日〜)
     
21世紀COE研究会は、人間生態問題群・政治経済問題群・社会文化問題群・地域研究論問題群の4つの分野から構成されています。
人間生態問題群 政治経済問題群
社会文化問題群 地域研究問題群

 

 出版物
 
21COE出版物
21COE関係者による出版物