5. まとめ
全体として本ウェブサイトへのアクセスの特色をまとめると、「多様性」と「メールマガジンとの相乗効果」という二つの言葉で表せるでしょう。
日本国内からは学術研究機関を含む多種類のドメインよりアクセスをいただき、研究活動に役立つ情報の提供としてだけではなく、多種多様な社会的需要に対して本ウェブサイトが役立っている可能性があることがわかりました。また、海外からは、偏りなく多くの国や地域からアクセスをいただきました。これらの結果から、わたしたちのプログラムの成果を世界に広く公開し、社会に還元してゆくという広報の目的がかなりの程度において果たされていると自負しています。
また、メールマガジンで紹介されたページへのアクセスや、メールマガジンのバックナンバーを閲覧するために本ウェブサイトが利用される割合が非常に高いことが特徴的でした。ウェブサイトとメールマガジンが相互に参照されることで、アクセス数が増えていると考えられ、両者が車の両輪の関係になっているといえるでしょう。
このアクセス解析の結果をふまえて、さらに利用しやすいウェブサイトを目指します。海外からの閲覧者をさらに多数獲得するために英語版メールマガジンの配信なども計画しています。今後は、みなさまからお寄せいただいたご意見も参考にさせていただきながら、できるだけ多くの方々のご要望に応えて価値ある情報を提供するウエブサイトとなるよう、スタッフ一同さらに精進していきたいと思います。皆様のご支援をお願いいたします。
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
梅川 通久・ 内藤智恵子
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