━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ March 2005 第20号 ━━━
アジア・アフリカ地域研究情報マガジン
Integrated Area Studies INFOrmation Magazine(IAS-INFOM)
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/index_j.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【発行部数743】━━━━
■さよなら、そして再見(ツァイチェン)!
........................加藤 剛
日本語で別れの挨拶といえば、もちろん「さよなら」です。
学年度末・予算年度末の3月は卒業式や転勤のシーズンです
から、例年のように日本全国でたくさんの「さよなら」が口
にされていることでしょう。
別れの挨拶は中国語で再見(ツァイチェン)といいます。
「さよなら」もよいのですが、わたしは「再見」という挨拶
の方が断然好きです。
京都大学に長いこと在職し、この21世紀COEプログラム
と3年間かかわってきたわたしも、3月末でプログラムと
「さよなら」をすることになりました。
わたしがとても嬉しく思っているのは、「さよなら」をした
あとも、プログラムとずぅーっと「再見」できることです。
なぜかというと、会いたくなったらいつでもメルマガやホー
ムページといったウェブサイトをとおして、これからもプロ
グラムのみなさんと「再見」することになるからです。
3月のプログラム執行会議で、過去2年間のウェブサイトへ
のアクセス状況に関する報告がされました。カウンターを付
けてからこれまでに5万件近くのアクセスがあり、それは
40数カ国からのもので、学術教育機関だけでなくメディア
を含む多様な組織からの閲覧であることがわかりました。
たったいま現在も、いろいろな人からの「新見」や「再見」
が起こっていることでしょう。今後ともに、新見者や再見者
がもっともっと「再見」したくなるような、そうしたホーム
ページの充実を期待しています。
さよなら、そして再見(ツァイチェン)!
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■執行会議だより
.........プログラム全体の動きと進捗状況についてお知らせします
●2005年2月の執行会議だより
HP掲載レポートの転載、COE研究員及び17年度前期派遣学生の
募集、予備費の再配分、17年度予算について、事業推進担当者の交
替、など。
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■フィールドワーク報告
.........................派遣された院生による現地調査の報告です
●フィリピン:「フィリピン・ルソン島におけるココヤシ栽培地域の
家族と社会変容−ラグナ州の事例から」
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/fsta/15_fujii/15_fujii.html
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■教員の出張報告
....................現在進行中の教育研究活動についてお伝えします
●カメルーン:
「カメルーンにおける臨地調査及び臨地教育」
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/fsta/16k_ichikawa/ichikawa.html
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■研究会..........................4つの問題群に分類しています
○は開催予定 ●は開催済み
●【社会文化問題群】研究会
「ネパールにおける社会運動への視角―債務農業労働者解放運動の事例から」
演 者: 藤倉達郎(Centre for Social Research and Development)
日 時:2005年3月3日(木)15時30分〜17時00分
場 所:京都大学工学部4号館 4階 アジア・アフリカ地域研究研究科
第1講義室
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/kenkyukai/asia/20050303/20050303.html
●【人間生態問題群】研究会
「日本アグロフォレストリー研究会」
日 時:2005年3月4日(金)13時30分〜17時00分
場 所:京都大学東南アジア研究所 東棟2階セミナー室
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/kenkyukai/asia/20050304/20050304.html
●【政治経済問題群】研究会
「モンゴルにおける農村経済とマイクロファイナンスの可能性」
演 者: 岡本真理子(日本福祉大学)
日 時:2005年3月7日(月)16時00分〜
場 所:京都大学東南アジア研究所 東棟2階セミナー室
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/kenkyukai/asia/20050307/20050307.html
●【社会文化問題群】研究会
バンギ・フィールド・ステーション研究会:連続ワークショップ
「それぞれのフィールドワーク: マレーシア研究の可能性を再考する」
日 時:2005年3月14日(月)
16時00分〜18時00分
場 所:Sudut Wacana, Institute of the Malay World and
Civilization(ATMA),Universiti Kebangsaan Malaysia(UKM)
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●【地域研究論問題群】研究会
「東南アジアにおける [ 山地 vs.平野 ] の構造的理解をめざして」
日 時:2005年3月15日(火)13時30分〜
場 所:京都大学東南アジア研究所 東棟2階セミナー室
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○【地域研究論問題群】研究会
「地域研究におけるGIS/RSの可能性」
日 時:2005年3月24日(木)13時10分〜17時50分
場 所:京都大学学術情報メディアセンター南館2階(日本側)
http://www.media.kyoto-u.ac.jp/access/accesspage.php
アジア工科大学インターネット教育研究ラボラトリ(タイ国側)
(旧Child Center No.32 on http://www.ait.ac.th/AIT/aitcam.html)
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/kenkyukai/asia/20050324/20050324.html
○【社会文化問題群】研究会
「テキスタイルに見る東南アジアの特殊性と普遍性」
演 者: 吉本忍(国立民族学博物館)
日 時:2005年3月25日(金)16時00分〜18時00分
場 所:京都大学東南アジア研究所 共同棟3階セミナー室
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/kenkyukai/asia/20050325_sykai/20050325_syakai.html
○【人間生態問題群】研究会
「ミャンマー・サガイン管区におけるウルシ樹液採取者の社会・経済的
特徴について」
演 者: 谷祐可子(東北学院大学経済学部[環境経済論])
日 時:2005年3月25日(金)16時00分〜18時00分
場 所:京都大学東南アジア研究所 東棟2階セミナー室
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/kenkyukai/asia/20050325_tairiku/20050325_tairiku.html
○【地域研究論問題群】研究会
「農村開発における地域性―生活・暮らしの基層―:チッタゴン丘陵の
問題とアッサムへのベンガルモスリム移民」
日 時:2005年3月28日(月)13時30分〜17時30分
場 所:京都大学東南アジア研究所 東棟2階セミナー室
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◆編集子より:年度末のお忙しいなか最後まで目をとおしていただき
ありがとうございました。◆巻頭言は本21世紀COEプログラムの
最初からリーダーとして活動を引っぱってこられた加藤剛先生にいた
だきました。どこにいても情報網を介してお互いがつながっていられ
るような時代には、惜別の辞など流行らないのかもしれません。加藤
先生、3年間お疲れ様でした。そしてありがとうございました。再見!
です◆いよいよ本プログラムも4年目、後半戦に突入します。(MS)
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◆アジア・アフリカ地域研究情報マガジンは、京都大学大学院アジア・
アフリカ地域研究研究科(ASAFAS)と東南アジア研究所(CSEAS)が共同
して推進する21世紀COEプログラム「世界を先導する総合的地域研究
拠点の形成」の活動内容を中心に、アジア・アフリカの地域研究情報
を電子メールで配信しています。
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発行: 21st Century COE Program
-世界を先導する総合的地域研究拠点の形成-
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