ワークショップ

スタディツアー報告(2月6-18日)

南部州南オモゾーンでは、標高約300メートルから3000メートルの多様な自然環境のなかで人びとがくらしています。標高1000メートル以上3000メートルの高地に暮らすアリの人びとは、バナナに姿が似ているエンセーテを中心とした定住的な農耕活動を営んでいます。スタディツアーでは、2月6日から18日までのあいだに、標高約1700メートルの地域にあるアリの人びとが暮らす村を訪れ生業活動や植物の利用・栽培についての調査をおこないました。

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ヒトの植物に対する関与の仕方についての調査の一貫で庭畑の地図を作成しようとしている宮田寛章(EFS、院生、手前左)

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ヒョウタンの栽培や利用の仕方についてききとりをおこなっている森元泰行(IPGRI、民族植物学研究員、写真右)と金子守恵(EFS、COE研究員、写真中央)

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ヒョウタンについての聞き取り調査のあとで、アリの人びとの植物利用や栽培について議論をおこなう森元泰行(IPGRI、民族植物学研究員)と金子守恵(EFS、COE研究員)

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エンセーテの繊維について説明をおこなう重田眞義(EFS代表、ASAFAS教員、写真左)とその利用方法について質問する森元泰行(IPGRI、民族植物学研究員、写真右)

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エンセーテの品種多様性について議論をする宮田寛章(EFS、院生、左から2番目)、重田眞義(EFS代表、ASAFAS教員、写真左)、孫暁剛(ケニヤ・フィールド・ステーション、COE研究員、写真右から2番目)、佐川徹(EFS、院生、写真手前)