研究会
「ネパールの現在―武力紛争と民主化のゆくえ―」
- 日時: 2005年12月14日(水) 16:30〜
- 発表者: ウシャ・ティティクシュ(報道写真家)
- 場所: 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
共同棟3階演習室
- 使用言語: 英語、ネパール語(通訳あり)
1990年の「People’s Movement」 によって、議会制民主主義が復活し、表現・集
会・結社などの自由が憲法で保障されたネパール。しかし1996年にはじまったネパー
ル共産党(毛派)による武力革命運動は年を追って拡大・激化し、2001年末には「非
常事態宣言」が出され、2002年には議会が解散、2005年2月1日には至ってはついに国
王が全権を掌握しましが、事態はますます混迷の度を深めています。
1990年代から第一線で報道写真を撮り続け、この度「第1回 松井やより賞」受賞
のためにネパールから来日中のウシャ・ティティクシュさんをお招きして、彼女の
撮った写真やビデオを観ながら、現在のネパールの政治状況や今後の展望についてお
話をうかがいます。
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