9月19日夜、タイで国軍のソンティ陸軍司令官を首謀者とするクーデターが発生し、(国軍と警察でつくる)民主改革評議会が実権を掌握しました。20日夜 にはプミポン国王が、ソンティ陸軍司令官を「統治改革評議会」のリーダーとして承認したことで、2001年に発足したタクシン政権は崩壊しました。 では、 なぜクーデターは起き、今後のタイ政情はどうなるのかについて、タイ政治研究の第一人者である玉田芳史氏にお話していただきます。