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「おこしやす」――アクセス状況から見たウェブサイト来訪者のプロフィール――

インターネット時代の地域研究と情報発信・情報交換

わたしたちの21世紀COEプログラムは総合的地域研究を標榜し、大学院生のフィールドワーク支援とホームページをつうじた研究成果の発信を重視しています。政治も社会も環境も文化も、日常生活も国際的な資本の流れも、すべてが急速かつ大きく変化しつつある現在、今を理解し将来を見通すためには、グローバルな趨勢と平行して、人々の生活により密着した地域にかかわるリアルタイムな知見が今後ますます重要になってきます。このプログラムでは、大学院生のフィールドワーク支援をとおして、アジア・アフリカ地域に関するわたしたちの知見が質量ともに豊かなものになるよう目指しています。

地域にかかわる知見と発見は、大学内に蓄積されるだけではその価値が半減します。地域間の相互理解を拡大・深化させるために、それは広く世間と世界に向けて発信される必要があるからです。この意味で、インターネット時代は、不断に進展しつつある地域研究の成果を発信するうえで、これまでにはなかった環境を整えてくれるものです。

情報はただ一方的に発信すればよいというものではありません。最終目標は情報の交換ですが、そこに行き着く前に、まずどのような人々がわたしたちの発する情報に触れているのかを理解しておく必要があります。このような意図のもとに、この度、統合情報化部門・広報部会とネットワーク部会において、わたしたちのホームページに過去2年間アクセスした人たちの集合的なプロフィールを解析し、まとめました。このデータを有効利用しつつ、今後ともにわたしたちの情報発信がホームページ閲覧者のニーズに合致し、より充実したものになるよう努力していきたいと思います。(加藤剛)

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