■■■■■■■■■■■■■■■■ February 2007 第44号 ■■■■
アジア・アフリカ地域研究情報マガジン
Integrated Area Studies INFOrmation Magazine(IAS-INFOM)
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/index_j.html
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■【発行部数912】■■
___________今月号の目次______________
□「イスラーム地域研究センターの発足」...............巻頭言
□「見習僧の見習い」.........................メルマガ写真館
□フィールド・ステーション(FS)部門の活動
□□FS年次報告................................平成18年度
□□地域間比較............ミャンマー・スタディ・ツアーの報告
□□□教員の派遣報告..............................エチオピア
□□□若手研究者の活動報告................ラオス、ミャンマー
□□□院生によるフィールドワーク報告........タンザニア、タイ
□□□フィールドからのたより........タイ、インド、エチオピア
□□メディアライブラリ
□21世紀COEプログラム出版物
□執行会議だより..........................(1月号、2月号)
□研究会の記録(一部案内)
□メールマガジン冊子
□編集子より
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■イスラーム地域研究センターの発足
..............................小杉泰
このほど、ASAFAS(アジア・アフリカ地域研究研究科)の附
属センターとして、「イスラーム地域研究センター」が設立されま
した。これは、京都大学と大学共同利用機関法人・人間文化研究機
構の共同事業としてつくられたものです。
今回の事業の特徴は、研究プロジェクトを実施するだけではなく、
イスラーム地域の研究拠点形成を推進する点にあります。全国に5
つの拠点が形成されることになり、ASAFASもその一翼を担う
ことになりました。
ASAFASにとっては、これは、西アジア・中東、南アジアの研
究・教育体制を強化し、新世代の研究者育成を促進するための絶好
の機会だと思います。イスラーム世界については、ニュースは増大
していますが、地域としての理解の普及にはたくさんの課題があり
ます。知のインフラ整備、先端的研究、国際的発信をめざしていき
ます。
どうぞ、新センターにご支援とご声援を!!
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本プログラムのホームページは下記からご覧いただけます。
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メールマガジンのバックナンバー
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■メルマガ写真館......フィールドでの写真からはじまるコラム
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「見習僧の見習い」 .....................吉田香世子
私が調査を行ったラオス北部の農村では伝統的に上座仏教
が信奉され、男子が12歳を過ぎると見習僧として出家す
る慣習があります・・・・・・・・
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/mailmag/phots/2007_2.html
(写真とエッセイの続きは上記HPでご覧いただけます)
↓「メルマガ写真館」バックナンバー
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■フィールド・ステーション(FS)部門の活動
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■■フィールド・ステーション年次報告(平成18年度)
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●インドネシア(ボゴール)
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●インドネシア(マカッサル)
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●エチオピア
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●カメルーン
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●ケニア
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●ザンビア
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●タンザニア
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●ベトナム
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●マレーシア
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/fstainfo/2006/malaysia/2006malaysia.html
●ミャンマー
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/fstainfo/2006/myanmar/2006myanmar.html
●ラオス
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/fstainfo/2006/laos/2006laos.html
●西アジア
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/fstainfo/2006/westasia/2006westasia.html
●南アジア
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/fstainfo/2006/southasia/2006southasia.html
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■■地域間比較
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■■■ミャンマー・スタディ・ツアーの報告
●「アジア・アフリカ景観比較へ向けて」
バンコクで開催された京都大学国際シンポジウムで発表をおこな
った後、11月26日から30日までミャンマー中央部および南
部を周遊した・・・(続きは下記のリンクから)
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/fsws/2005_thai/yasuoka_myanmarst/yasuoka.html
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■■現地からの報告:臨地研究・臨地教育
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■■■教員の派遣報告
●エチオピア「エチオピア国際ワークショップの参加およびエチオ
ピア・フィールド・ステーションの整備と臨地教育」
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/fsta/17k_shigeta02/shigeta02.html
■■■若手研究者の活動報告
●ラオス「ラオス・フィールド・ステーション活動報告 No.1
―『ラオス国立大学農学部・林学部最優秀卒業論文集第1巻』
出版支援―」
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/fsta/18w_masuhara_01/masuhara.html
●ラオス「ラオス・フィールド・ステーション活動報告 No.2
―京都大学(ASAFAS・CSEAS)・ラオス国立大学
共同研究プロジェクトの進展(2)―」
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/fsta/18w_masuhara_02/masuhara.html
●ミャンマー「ミャンマー・フィールド・ステーション活動報告 No.5」
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/fsta/16w_ohnishi_05/ohnishi.html
●ミャンマー「ミャンマー・フィールド・ステーション活動報告 No.6」
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/fsta/16w_ohnishi_06/ohnishi.html
■■■院生によるフィールドワーク報告
●タンザニア「東アフリカにおけるイスラーム知識人」
本研究の目的は、東アフリカ沿岸部における人々のイスラーム実践
について明らかにすることである・・・(続きは下記のリンクから)
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/fsta/18_fujii/18_fujii.html
●タイ「メコン河中流域における住民の漁業資源利用と河川開発の
影響 ―タイ、パクムンダムを事例として」
メコン河中流域では、淡水魚の食料としての利用が盛んである。特
に、自給自足的な生活を送る農村部の人々にとっては、食料の安全
保障という面でも水産資源は非常に重要である・・・(続きは下記
のリンクから)
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/fsta/18_kiguchi/18_kiguchi.html
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■■■フィールドからのたより .....院生による現地レポート、エッセイ
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●タイ:「イサーンに残るよろずの森」
イサーンことタイ東北部の森を調査していると言うと、まだ森がある
の?と驚かれることがしばしばある。国立公園ではない片田舎が調査
地です、というとさらに不審がられてしまう。私はそんなイサーンで
森の調査をしている・・・(続きは下記HP)
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/f_essays/v11_onodera/onodera.html
●インド:「インド、ダム水没地テーリーとガンディー主義者」
私のフィールドは、凄まじい場所である。破壊された家の残骸が並ぶ
殺伐とした風景。昼夜を問わず走りまわるトラックの轟音が周囲の
山々にこだまし、工事現場からはときどき・・・(続きは下記HP)
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/f_essays/v12_ishizaka/ishizaka.html
●エチオピア:「ロニャガトロロの木陰」
ぼくがくらしていた村はニエキーキ村という。エチオピアの田舎町
から30キロほど南へくだったところにある。この村を「発見」した
ときの喜びは忘れられない・・・(続きは下記HP)
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/f_essays/v13_sagawa/sagawa.html
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■■メディアライブラリ
...............ワークショップの雰囲気を写真でお伝えします
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●日本:ネットワーク部会成果発表ワークショップ
「ネットワーク型地域研究の成果と展望」(2006年9月29日)
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/fsws/2006_kyoto21net/photog20060929.html
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■21世紀COEプログラムの成果として刊行された出版物
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●「アジア・アフリカ地域研究 第6-2号」
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/areainfo/asafas.html
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■執行会議だより
...プログラム全体の動きと進捗状況についてお知らせします
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●2007年1月の執行会議だより
プログラム終了後のフィールド・ステーション、予算の執行状況と
再配分、HPへのアクセス解析とHPコンテンツのDVDの作成、
備品の管理換え、最終報告書の準備
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/shikou/200701.html
●2007年2月の執行会議だより
最終報告書の進捗状況、シンポジウム「地域研究の最前線」、
近刊の『アジア・アフリカ地域研究』6-2号
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/shikou/200702.html
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■研究会の記録..............4つの問題群に分類しています
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○は開催予定 ●は開催済み
●【社会文化問題群】研究会
「イスラーム地域研究センター研究会〔ユニット4『広域タリーカ』〕」
演 者:藤井千晶 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
新井一寛 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
日 時:2007年2月3日(土)14:00〜18:00
場 所:京都大学本部キャンパス・共同総合研究棟(旧・工学部4号館)
4階東側、会議室(AA447号室)
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/kenkyukai/asia/20070203/20070203.html
●【政治経済問題群】研究会
「比較の中の東南アジア研究」
演 者:宮城大蔵 (政策研究大学院大学)
鈴木陽一 (下関市立大学)
日 時:2007年2月26日(月)15:00〜18:00
場 所:京都大学東南アジア研究所 東棟2階教室
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/kenkyukai/asia/20070226/20070226.html
○【政治経済問題群】研究会
第3回「次世代の地域研究」
演 者:中島岳志(北海道大学公共政策大学院)
上田知亮(京都大学法学部)
日 時:2007年3月9日(金)14:00〜17:00
場 所:京都大学東南アジア研究所 共同棟3階教室
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/kenkyukai/asia/20070309/20070309.html
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◆編集子より◆感じること三題。1月は行く、2月は逃げる、そして
3月は去る・・・という表現が身にしみて感じられる年度末になりま
した。◆乾季なのに毎日のように雨が続く2月のエチオピア。村にい
て、農業を営む人びとの暮らしが、いかに「自然環境」に左右されて
いるかがひしひしと感じられます。◆村の学校に日本政府の草の根無
償資金援助で新しい校舎が建ちました。これで子どもたちは家を離れ
て遠くの中学校まで通わなくてもすむようになります。しかし、同時
に道路が通り、電気が普及し始め、人びとの暮らしが大きく変化しつ
つあることも感じられます(MS)。
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ASAFAS「魅力ある大学院教育」イニシアティブ・プログラムHP
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◆アジア・アフリカ地域研究情報マガジンは、京都大学大学院アジア・
アフリカ地域研究研究科(ASAFAS)と東南アジア研究所(CSEAS)が共同
して推進する21世紀COEプログラム「世界を先導する総合的地域研究
拠点の形成」の活動内容を中心に、アジア・アフリカの地域研究情報
を電子メールで配信しています。
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編集:統合情報部門ネットワーク部会
発行: 21st Century COE Program
-世界を先導する総合的地域研究拠点の形成-
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