ウガンダが保護領から独立したのは1962年です。ところが、独立後に隣国のケニアが長期政権のもとで比較的安定した政治経済力を保っていたのにくらべ、ウガンダは何度も政権交代を繰り返し政治経済は混乱していました。
現在のムセベニ大統領が1986年にクーデターで政権をとり、1990年代に入ってウガンダの政治経済はようやく安定期を迎え、首都カンパラはめざましい発展をとげています。近年では南アやケニア資本など外資系のファストフードレストラン、スーパーマーケットなど大型小売店も進出し、街の景観もずいぶん変わりました。
カンパラは丘の多い街です。丘の上には高級住宅街が、スロープを下がっていった谷間には長屋が密集しているようです。人口は100万人に達しているといわれています。 |