Zambia Field Station
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業技術からみる「土地」の利用
南部アフリカには、砂漠などの農業がおこなえないような土地や、また農業が営まれていても、降雨量が少ない上に年毎に変動する降雨量と降雨パターン、また砂土の堆積や塩分集積などのために、農業には不向きといわれてきた土地が多い。しかし実際には、人びとがそれぞれの厳しい環境で工夫をこらし、農業を継続してきた地域もある。本セッションではそのような地域を対象として、人が土地に直接働きかける手段である農業技術に注目し、どのような工夫をこらしながら農業を営み、土地を利用しているのかを明らかにする。さらに、そのようにして営まれる農業を、南部アフリカにおける土地の利用法のなかに特徴づけたい。

淡路は、ザンビア南部に位置する、降雨が不安定なグェンベ渓谷におけるソルガムの栽培技術に着目し、農地という空間を多層的に利用するユニークな農業について検討する。また村尾は、カラハリ砂層帯の中央部にあたる、ザンビア西部でのキャッサバの栽培法に注目しながら、アンゴラからの移住民による土地の利用の現状について考察したい。

10:40〜11:00
ザンビア南部半乾燥地域におけるソルガム栽培 淡路和江(京都大学)

11:00〜11:20
砂土「土地」に茎を植える技術生存戦略 ―ザンビア西部におけるキャッサバ栽培と土地の利用キャッサバをめぐる農業― 村尾るみこ(京都大学)

11:20〜11:50
コメント・質疑応答

座長:荒木茂(京都大学)
コメンテーター:半澤和夫(日本大学)
日時:2006年2月18日 10:30 - 
場所:東京外国語大学本郷サテライト
共催:南部アフリカ研究会
共催:日本アフリカ学会関東支部

発表者感想
プログラム
総合討論

開催に際して

趣旨説明

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